【闇の時代】貧乏な時ほどパチンコでお金を使いまくった話

ホシオのエピソード



こんにちはホシオです。hoshio_jp

世の中コロナの感染の拡大で三密が厳しくなっています。

特にパチンコ屋さんがぶっ叩かれて、悪の存在みたいになっている今日この頃。



でも実際は三密だから今は行くなって話な訳で、パチンコ自体をするな!ってことじゃありません。

パチンコ屋だって、飲食店だってそこで働いている人達がいる訳で、みんな自分が生きる為、家族を養うために必死に頑張っているのです。

逆を言えば、仕事がなくなり生活できないので、とにかく今はパチンコで稼いで即金で暮らしている人もいるかもしれません。

ギャンブルだから100%勝てる訳ではないけれど、お金がないからこそ何とか儲けようとしてしまう人の心理なのかもしれません。






今回はそんなパチンコに関する話。



その昔、僕もパチンコにハマった一人です・・・・

今から10年前、まだ妻と結婚する前でしたが僕は借金を抱えていました。

当時、確か200万近くあったと思います。

借金の原因は、決して遊びに使ったとかではなく、父親のお店の経営状態が悪化して、やむおえず貸したところそれでも経営回復できずそのまま借金になったというものです・・・



正直、父親を恨み酷い言葉を浴びせ罵りました。

働いても、働いても減らない借金。

終わりの見えない暗いトンネルの中で、僕はいつしか人生を投げ出すようになりました。




そんなある日。

ムシャクシャした気分を晴らそうと、仕事帰りに立ち寄ったパチンコ屋で事件が起こりました。



当時、399/1というMAX機がまだ普通にある時代。

本日大当たり0、400回転くらい回っている『北斗の拳』の台を選びタバコに火をつけ、財布の中身を確認。

1000円札が5枚入っている中、1枚を投入・・・

玉貸のボタンを一回押すと、ジャラジャラと500円分の銀玉が流れてくる。




次々と発射される銀玉を、死んだ魚のような目で追いかけていると、開始10秒で激アツのリーチになった!

次から次へとリーチ演出が進む。

僕「・・・いや、こんなの当たるわけねーし。ったくこれだから最近のパチンコはクソなんだよ!」

さらに演出は続き、ギミックが作動する!

それに続き保留も赤い色に変化!

さらには、背景がキリン柄になるおまけ付き!

僕「え?もしかしてきたかも・・・・・」



激しい音が鳴り響き、気がつけば目の前には777の文字が現れていました。

すぐさま右打ちに切り替えラウンドを消化していく。

16ラウンドはあっという間に終わったが、銀玉はまだで続けている。

『北斗の拳』という台は最大で2400発出すMAX機なため、目の前の箱では入りきらず店員を呼ぶことに。

僕「お座り一発目で当たっちゃたぞ。まぁ一箱半出たし、この分だけ遊んで帰ろう・・・」



ここから閉店まで当たりが続くことになるとは、僕はまだ夢にも思っていなかった・・・







何時間たったのだろう・・・店内に「蛍の光」が流れ始めた頃、店員に声をかけられ僕はハッとする。

店員「お客様、閉店のお時間が近づいてまいりましたので、先に後ろの玉を流させてもらいますね。」

僕「後ろ・・・」

ふと、自分の後ろを見て驚愕する!



20箱近く積んである!!!



僕「一箱が約6000円だから・・・・・12万!マジで!」











珍しく福澤諭吉で膨れた財布を眺め、ふと思う・・・

僕「500円が12万に。こんなに楽に金を稼げたぞ・・・」

それから僕は寝ても覚めても、頭の中はパチンコの事。攻略法を求め本を買ってみたり、YouTubeで勉強してみたり、仕事が休みの日は早起きして朝一から一日中パチンコしてみたり。

不思議な事に勝ち続ける日が何回か続き、借金返済も加速していきました。

僕「マジでコツコツ仕事してんのがバカらしいぜ!笑」



調子に乗っていたら、悪魔に目をつけられました!



『北斗の拳』『花の慶次』『GARO』とMAX機ばかりを相手に毎日パチンコに通う日々。

5万円勝つ日もあれば、10万負ける日もある。ギャンブルとはそういう物だ。

いつしか財布の中のお札が紙切れにしか見えなくなり、注ぎ込む額もでかくなっていくのです。

借金があるにも関わらずATMから金を引き出し、儲けたら入金の繰り返し。

次第に5万、10万、15万と借金は増えていきました。

僕「やばい!せっかく返済したのにまた負けた!なんとか取り戻さないと!今度こそ!今度こそ!今度こそ!」

この時、僕は完全に壊れていました。




それから数ヶ月後、いつもの様にパチンコをしていると、台のガラスに自分が写っている事に気がつきます。

無表情の顔に、目の下にはクマができ、まるで生気がない男が写っていたのです・・・

僕「・・・何やってんだろう・・・」

2010年12月パチンコを辞めました。



借金の額も増え、毎日死にたいと思うようになりました・・・

そんな闇の時期に出会ったのが現在の妻です。パチンコを辞めてちょうど2ヶ月目のことでした。

妻はボロ雑巾のような僕に、「人間としての生き方」「食事をすること」「笑うこと」を教えてくれました。

まさに命の恩人です。

あの時妻と会っていなかったら、本当に死んでいたかもしれません。





お金がない時って、焦りからか冷静な判断ができません。

人に優しくもできません。

当時の僕はとにかくすぐにお金が手にはいるパチンコに依存していました。

正直、今思えばパチンコって何が面白かったんだろうって感じです。

ただ座って、じっと画面見てるだけ。あのパチンコにのめり込んだ数ヶ月間という時間は決して取り戻す事ができないので後悔しかありません。



冒頭でも言いましたがパチンコ屋さんが悪い訳ではありません。嫌なら行かなければいいだけの事。

そこで働いている人にも生活がある訳だし、家族だっている。

もちろん悪いのは自分です。僕みたいなやつが大勢いるからパチンコ店が悪の存在みたいになってしまうのです。


パチンコはギャンブルです。

何百分の1の確率とか言いますけど、僕が学んだのは確率2/1って事です。

勝つか負けるか!

ただこれだけの事です。


人生だってギャンブルみたいなもんで、うまく行くか、行かないか。

これだけの事。




では。